ギャラリー日記

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4月13日A

明日より2つの展覧会が始まります。

北村奈津子 個展

ちょっぴり皮肉っぽく、ちょっぴりユーモラスな作品を通して幸せとはなんだろうと問いかけます。

Strange of Happiness

私たちは、幸せは人それぞれだ、と知っているはずだ。
しかし、時々それを忘れて、自分の価値観を他者に押し付けてしまう。

「お金持ちの人は幸せ」
「未婚でいる人は不幸せ」…

それは真実だろうか。

私は「幸せ」を作ってみた。
作られた「幸せ」は滑稽に見えないだろうか。

幸せは少し、「おかしい」 と思う。





中村亮一 個展

戦前、戦中、戦後のアメリカの強制収容所に入れられた日系1世、2世、3世の人たちを銅板への転写や油彩によって表現し、作者がニューヨークに留学中に体験し、思考した人種差別に焦点当てた展示となっています。





4月13日@

先日弁護士からネットでの広告代金の督促状が送られてきた。
昨年のソウルのアートフェアKIAFの時にギャラリーを紹介したい旨のメールが送られてきた。
スタッフはフェアーのプロモートの一環だと思って、指定された記載事項に書き込み送ることにした。
その後何も言ってこなかったのだが、しばらくすると約30万近くの広告料金の請求が送られてきた。
その申込書の下にとても肉眼では読めないような字で、料金のことが書いてあった。
ネットで紹介はされてるが、その画像も勝手に取り込んで、ほんの申し訳程度にアップされていて、その料金も不当だったので無視をしていたのだが。
弁護士からの督促状ということもあって、こちらも弁護士を立てて対応することにした。
アートフェアーに便乗した悪質な手口なので、出展のみなさんもくれぐれも気をつけてください。

4月12日

5月9日から23日まで松川栞展が開催されるが、テレビ朝日で4月14日23時10分からの「デザインコード」にて松川が紹介されることになった。
常人には到底想像しえない、秀逸なデザインを生むデザイナーに焦点を当てた人間ドキュメンタリーの番組。
超絶技法によるスコープで人気の桑原弘明に次ぐ小筐の中に展開される極小細密な世界は驚嘆するものがあり、今回番組で紹介されることになった。
10分ほどの短い番組ですが是非ご覧いただきたい。



4月3日

ニキ・ド・サン・ファール展を4日から11日までギャラリー椿にて開催することになった。

那須のニキ美術館の館長であった増田静江氏とは新宿の椿近代画廊のときからのお付き合いで、私どもの多くの若い作家の支援をしていただいた。

その増田氏がニキの作品に出会い、全人生をニキのコレクションに傾け、ついには那須にニキ美術館を開設するまでになった。

そのニキが亡くなり、増田氏も7年後に78歳の生涯を閉じることになった。

残された美術館は惜しまれながら閉館することになったが、増田氏のコレクションは息子さん夫婦に残され、そのコレクションを中心に2015年には国立新美術館にて、国内史上最大規模の回顧展が開催されることになった。

前年のパリのグラン・パレにおける大回顧展は70万人にが訪れるという大成功を収め、そこまではいかなかったが日本での開催も大好評のうちに終了した。

その後、韓国の美術館・芸術の殿堂が開館35周年を記念して、増田コレクションによるニキ展の開催を要請され、今年6月に開催が決まった。

この間、息子さん夫妻とも懇意にさせて頂き、韓国展での開催に当たる交渉などで通訳や翻訳者を紹介するなど私共も協力をさせていただいた。

そうした経緯もあり、韓国でのニキ展の前宣伝も兼ねて、私共で急遽ニキ展を開催することとなり、版画を中心に初期の代表作「エヴァ・エブリの肖像」などを含め20数点が展示される。

恐らく国内の画廊ではこれだけの作品が揃うニキ展は初めてのことではないだろうか。

売り物となる作品や画集、グッズ類もニキ美術館の協力により多数揃えさせていただいた。

残念なのは急に決まった展覧会のため、スケジュールの調整が難しく、会期が一週間と短いことで、年度初めの多忙な時期ではあるが、万障繰り合わせてのご来廊をお待ちしている。





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