GALLERY TSUBAKI - GT2
鈴木亘彦展
NOBUHIKO SUZUKI
1998年11月9日(月)〜21日(土)
AM11:00 - PM6:30 (日曜休廊)

(ギャラリー椿会場横)


写真1

写真2

写真3

ガラスの破片やビールの王冠といったガラクタは、子供たちにとってはかけがえのない珠玉の宝物である。
幼い頃の心のときめきを大人になっても忘れることのできなかった鈴木亘彦はそうした思いを作品の中に再現することにした。
鈴木錬金術師の手によって、ガラスの中に閉じ込められたガラクタ達が宝石の輝きに変わった。
こうして鈴木はガラス箱を中心に視覚を通しての直観的な美しさを創造してきたが、今回は新たに音を通して音が伝えようとする不可思議な力を作品の中に再現しようと試みた。
ブラジルに渡った鈴木にとってガラス玉と同じ様に魅了されたのはブラジル人のリズム感であった。教わることなく自然に身についた彼等のリズムが鈴木の身体を熱くするのは何故だろう。
音が持つ不思議なエネルギーを、ほの暗い展示室の中で構成し、音の響きの中で鈴木の新しい一面を感じていただければ幸いである。

ギャラリー椿
椿原 弘也


1969 神奈川県に生まれる
1994 東京造形大学彫刻科卒業

個展
1996 −空− (Sao Paulo- Galeria Deco)
1997 −透ケテ観エル− (東京 日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース)
     −水鏡− (京都 大雅堂)
1998 −瞳のムコウガワ− (東京 新宿高島屋)
     −home game− (東京 ブンカムラギャラリー/大阪 セルヴィスギャラリー)

グループ展
1992 EASY POP ART SHOW <93.96.> (福井 今立休耕地)
     Soft Sculpture <92.93.> (福井 アールギャラリー/京都 ギャラリー無有/東京 ギャラリー古川)
1994 新宿少年アート (東京 歌舞伎町)
     IZUMIMAKU.P 永福町アートラリー (東京 グリルマリノ)
1995 赤碕みま 鈴木亘彦 二人展 (東京 日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース)
     Artistas Japoneses e Nipo-Brasileiros contemporaneos (Sao Paulo-MAC/USP)
     Pre Event (Sao Paulo-Galeria Deco)
1997 AYAO OKAMOTO 鈴木亘彦 Tokyo-Sao Paulo 二人展 (東京 プラザギャラリー)
     それぞれのアーティストによる腕時計とその原画展 (東京 ブンカムラギャラリー/大阪 ソニービル)
1998 加藤委 高石次郎 鈴木亘彦 三人展 (栃木 乾ギャラリー)
     酒巻洋一 鈴木亘彦 二人展 (京都 京都市勧業会館みやこめっせ)

お問い合わせ e-mail - gtsubaki@yb3.so-net.ne.jp



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