GALLERY TSUBAKI ギャラリー椿GT2 
高木さとこ 展
2008年11月8日(土)〜11月22日(土) a.m.11:00〜p.m.6:30 (日曜祝日休廊・最終日p.m.5:00)


「弱々しい光ひとつ その光がたより
光が消えてしまったその時 どこまで沈んでいくんだろ
身体に鉄の藻がからみついて 終いには穴という穴の中まで侵入するんだ

やわらかな心を持って生まれてきた
いつから何のために過敏で無頓着な静電気を発する身体になってしまったのだろう

さぁさぁ教えておくれ 大きな豆を奪い合う蟻さんよ。
いったいどうしてなんだい」

高木さとこ
 

高木さとこは京都で活躍する若手作家、個展を重ねるごとに着実にコレクターを増やし、昨年にはアートコレクターによる企画展作家に選ばれ、個展が開催された。

高木の描き出すテーマには観るものに直接伝わる簡潔性が携わっている。

子供の頃に常に傍にあった愛玩具。自身の分身ともいえる玩具への愛惜の念が高木さとこの作品のモチーフとなっている。たとえ古く壊れても、大人の手によって捨てられようとしても、表情を変えない人形たちに、一種の狂気やユーモアを込めて描く高木の作品は、一度見たら心から離れない。

作品にはコラージュをほどこす場合もある。
今回は新作20数点が並ぶ予定。



「かなりや」
100x100cm アクリル、パネル 2008

「朝ですよ」
P80号 145.5x97cm アクリル パネル 2008

お問い合わせ gtsubaki@yb3.so-net.ne.jp

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